町の概要
位置
北竜町は北海道のやや中央にあり、空知管内の北部に位置している。国道275号線が南北に、国道233号線と道道94号線が東西に走っており、車で札幌まで2時間、旭川まで1時間。
広さは東西に28km、南北に14kmで、総面積158.70km²となり、暑寒別岳を主峰とする増毛山脈と、その支脈が町内を走り、全面積の70%が山林となっている。
町の花・木
町民憲章
町民憲章
・元気ではたらき、豊かなまちをつくりましょう。
・親切をつくし、明るく楽しい社会をつくりましょう。
・きまりをまもり、住みよいまちをつくりましょう。
・未来を築く子供を愛し、しあわせなまちをつくりましょう。
・文化をたかめ、伸びゆく平和なまちをつくりましょう。
北竜町デザイン
【デザインコンセプト】
「あかるい」という未来を示唆する言葉と「農法」という「食は命」につながる言葉をつなぎあわせ、北竜町の本質、あたらしい未来を表現するために、デザイナーの梅原真さんにデザインしていただきました。
▶梅原デザイン事務所(http://umegumi.jp)
気候
海洋性と内陸性の中間型気候で、冬は積雪寒冷で積雪1.5mから1.8m程度であり、道内でも多い方に属するが、夏季は自然温暖な条件に恵まれ南西風が多く、水稲、畑作、に適している。
歴史
明治26年5月、千葉県の団体入植に源を発し、明治32年7月、雨竜町から行政区を分離し、戸長役場を置き、雨竜町の北に位置することから北竜町と称し、その発足をみた。
その後、大正4年2級町村制施行、さらに昭和36年9月に町制が施行され、平成13年に開基110年を迎え、現在に至っている。
また、昭和35年の6,463人の人口をピークに過疎化が始まり、その後30年間で半分以下となったが、最近ではゆるやかな減少傾向となっているものの、高齢化が進行している状況にある。
文化
平成13年に開基110年を迎えたばかりの歴史の浅いまちであるが、真竜神社の獅子舞や北竜太鼓が新しい世代に受け継がれている。
また、戦後設立された文化連盟は、現在39団体900人以上の加入で積極的に底辺の拡大や先人の句碑、文字碑の建立、会員の作品展示、芸能発表、公演などにより精神文化の高揚を図っている。
一方、町花のひまわりを核としたまちづくりによって新たなるコミュニティが形成され、まちへの愛着心と一体感が醸成されてきた。
産業
雨竜川他三川流域を主として肥沃な土地と豊かな水資源のもと、稲作を基幹作物とした農業のまちである。 稲作については、低農薬、有機肥料等のクリーン農業により生産され米は「ひまわりライス」の名で販売されている。
また、水田転作により果菜類やひまわりの作付けも盛んで北竜ひまわりメロン(北竜産龍の鈴)、北竜ひまわりすいか(黄色小玉西瓜)は道内でも有数の生産地となっている。
ひまわりの作付面積100ヘクタールは全国一を誇っていて、最近はひまわりが観光として一躍脚光を浴びて、開花シーズンには20万人以上の観光客が訪れるようになっている。